厭世のコラージュ
人間にとって最も善いことは生まれてこないこと。次に善いことは早く死ぬこと。
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グーグル誤審
 日本の親方米では「陪審員が裁判中、携帯電話端末でグーグルなどインターネットの検索サイトに接続し、規則に反して担当事件の情報を入手、裁判に支障をきたすケースが相次いでいる」(20日『毎日』/魚拓)。

 ホテルで缶詰めにされた陪審員は便所へ行ったときにケータイからネットへ接続したらしい。ネット端末の発達した現代である。ナルホド考えた。

 評決に達するまで帰さないよ! 新聞やテレビはみせないもん! というソフトSMの米陪審員制度であっても、五輪選手じゃあるまいしオシッコをするところまでピタリと監視されるわけではない。スカトロはしないのだね。

 日本の裁判員制度は極めて寛容である。同記事で解説しているように帰宅よし、新聞よし、テレビよし、ネットよし、である。米と違って便所でこっそりする必要はない。

 たとえばワイドショーを観ながらおねいちゃんと合体し尚且つケータイで2ちゃんねるを利用することだって出来るんである、器用な者ならば。私ならテレビを観ながらヨロシクするまでが精一杯のところ。でもみのや小倉を見ながらおねいちゃんと愛し合うのはイヤだ。なぜ朝なのかは聞かないで。

 最高裁が「判断は法廷で示された証拠のみに基づくべし」と云ったところで、裁判員が事件情報、公判報道をネットで知り得たと告白しなければそれでお仕舞い。Q&Aサイトで「○○事件をどう思う?」と尋ねることもあるいは可能だろう。

 そもそも公判前整理手続がある。これによって証拠がどの程度まで明らかにされるかは検察の胸三寸。今ですら検察が重大な証拠をヒタ隠すことは少なくない。

 米人でなくとも他人の意見を聞いてみたくなるのは人情だろう。あるいは被害者参加制度によって遺族が裁判員の目の前でおいおい泣き出したら心情的にどうか。8割の国民が死刑制度維持、推定無罪の被告人を「殺せ」と騒ぐ国である。

 閑話休題。犯罪的無知の善良なる市民が多数を占める我が日本。死刑にしろと騒ぐクセに自ら死刑判決を出すのはイヤだという善男善女の国であれば“死刑判決を出すかも知れない私の苦悩を癒してほしい”と駆け込む先は匿名のネット社会であろう。
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