厭世のコラージュ
人間にとって最も善いことは生まれてこないこと。次に善いことは早く死ぬこと。
もっと死刑を
 本ブログ旧ブログ旧々ブログで、死刑制度について幾度も書いてきた。筋金入りの死刑制度反対者であったから、無論その立場からの記事を書いた。「あった」と書いたのは、今では死刑制度に賛成しているからである(5日記事参照)。

 日本の親方アメリカでは、「薬物注射による死刑執行は苦痛を伴い、米憲法が禁じた『残酷で異常な処罰』に当たる」(8日『毎日』)などという、なかなかに興味深い裁判がおこなわれているよう。

 実に馬鹿げている。「国家による報復殺人の代理」たる死刑そのものが残酷であるのだから、執行手段がどうあろうと問題ではない。

 私のように高度な知的水準にある死刑制度賛成論者はともかく、犯罪的無知の善良なる市民らマヌケども一般の死刑制度賛成理由は、被害者感情・遺族感情をことさら強調した「野次馬感情」によるところが大きい。下らぬ理由とはいえ、それが多数世論であればムゲにすることも出来まい。

 日本では7〜8割に達する死刑制度賛成の世論がある。このような現状においては、死刑制度を存置するか廃止するかの段階ではまったくない。世界的な流れだから、人権上問題があるから等は関係ない。よそはよそ、うちはうち、なのだ。

 したがって日本においての死刑制度をめぐる議論は、死刑をどこまで適用するか、そしていかにして執行するか、がもっとも望ましい。犯罪的無知の善良なる市民らマヌケどもの野次馬感情=世論にも合致する。

 野次馬感情の高まりを考慮すれば、人殺しはすべからく、お上の手をわずらわす者も死刑としたらどうか。その中には、お上に銭をたかるがごとき生活保護者すべてを当然ながら含む。自立できぬなら生きる必要なし。

 さて執行手段。やすらかに報復したのでは野次馬感情を納得させられまい。絞首刑よりももっと残酷極まりない方法がよいだろう。さらには、死刑囚一家を皆殺しにする必要もある。臭いニオイは元から絶たなきゃダメ。
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